
世界の犬種数は700〜800以上!
現在、世界には700〜800種類以上の犬種が存在するといわれています。
この数には、国際的に公認された犬種だけでなく、地域限定の在来種や新たに作出された交雑犬種も含まれます。
国際畜犬連盟(FCI)では、343犬種を公式に認定しており、日本のジャパンケネルクラブ(JKC)ではそのうち209犬種を登録しています。
つまり、犬種の定義や認定基準は団体によって異なり、数にも幅があるのです。
犬種の分類はどうなっている?
犬種はその用途や形態、性格によって分類されます。FCIでは以下のような10のグループに分けられています。
• 牧羊犬・牧畜犬
• 番犬・作業犬
• テリア
• ダックスフンド
• スピッツ・原始的なわんこ
• 嗅覚ハウンド
• 鳥猟犬
• 愛玩犬
• 伴侶犬・家庭犬
• 視覚ハウンド
この分類により、わんこの性格や飼育スタイルに合った犬種を選びやすくなっています。
なぜこんなに多くの犬種があるの?
わんこは人類最古の家畜とされ、人間の生活に合わせて進化・改良されてきました。
狩猟、牧畜、番犬、愛玩など、目的に応じて異なる特徴を持つわんこが生まれ、やがてそれぞれが「犬種」として確立されていったのです。
また、近年ではデザイナーズドッグと呼ばれる交雑犬種(例:マルプー、チワプーなど)も人気を集めており、新たな犬種が次々と誕生しています。
犬種の多様性は人と犬の歴史の証
犬種の数は、人と犬が共に歩んできた歴史の深さと広がりを物語っています。
あなたのライフスタイルに合った犬種を見つけることで、より豊かなペットライフが実現するでしょう。
犬種選びに迷ったら、まずは犬種の特徴や歴史を知ることから始めてみてください。
きっと、あなたにぴったりのパートナーが見つかるはずです。