「犬に肩こりなんてあるの?」と思う方も多いかもしれません。しかし、実は犬や猫も肩周りに負担がかかりやすい構造をしており、日常生活の中で肩こりを感じることがあります。
まず、その原因を見てみましょう。一つ目は、犬には鎖骨がないこと。そのため、前肢を支えているのは「前肢帯筋」という筋肉だけです。常に前足で体を支えているため、この部分に負担が集中します。二つ目は、重い頭を「項靱帯」という靱帯で支えている構造。首から肩にかけて常にテンションがかかるので、筋肉が緊張しやすいのです。さらに、ストレスや生活習慣病の増加も影響します。運動不足や姿勢の偏りで筋肉が硬くなり、血流が悪くなると肩こりを起こしやすくなります。最後に、飼い主さんを見上げる姿勢。散歩や会話のときに、長時間首を上げているのも肩周りに負担をかける原因です。
こうした肩こりには、ツボをやさしく刺激するケアがおすすめです。
肩井(けんせい):肩の一番高い部分。首と肩の境目あたりにあります。
曲池(きょくち):前足を曲げたときにできるシワの端にあるツボで、血流を促します。
搶風(そうふう/臑会・じゅえ):左右の肩関節の後ろにあるくぼみ。肩や首周りの緊張を和らげます。
ケアの際は、指の腹で円を描くように、優しくなでることがポイント。嫌がる場合は無理せず、短時間から始めてください。
日常でできる予防策としては、無理な首上げ姿勢を減らす工夫や、軽い運動で筋肉を動かすことも効果的です。「最近、首や肩をよく気にしている」「抱っこを嫌がる」などのサインが見られたら、早めにケアを心がけましょう。
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